前十勝・千春沢 2014シーズンオーラス

2014-2015シーズン 滑り納め @千春沢

2014シーズンもついにオーラスとなってしまいました。
アクセスのまともな所で雪が残っているのはもうここしかない!
ということで前十勝の千春沢にやってきました。

夜明けに白銀荘駐車場に到着。Y字型の千春沢がみえます。
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ここで3時間ほど仮眠。

朝8時頃、いざ出発。しかし、テンションゲキ低のボウズがいます。
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キャンプ場を出たところでダウン。

故に、スキー2セット、炊事道具、食料を全て持つことになりました。
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富良野川の渡渉がびびって難関。慎重なのはいいことだ。
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意外に雪が残っていて、最下点にはすぐにつきました。ここからシールで登りました。
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1箇所雪がきれてスキー外しましたが、その後は雪渓最上部まで雪はつながっていて、辺り一面にある鹿のフンを
なるべく踏まないように登って行きました。

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だんだん斜度があがるし、とにかく暑い!やっと春スキーらしいスキーができました。

てっぺんでは三段山クラブの大西さんらとお会いして記念写真。
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落差400mの大滑降!気持ちいい!
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息子が途中でザックをデポしてましたが、動物に荒らされてました・・ダウンが引き出され、栄養ゼリーが破られてました。
食料は雪に埋めておいたのでセーフ。
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前週に狩場でゲットした行者ニンニクを入れてジンギスカン!これぞ春スキーの醍醐味。
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すっかり晴れて前十勝もきれいです!
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帰りの富良野川は水量も増え、いい石がないので思い切って!
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下山後はやまを見つめつつまったりと。今晩は白銀荘泊!夜はしゃぶしゃぶ。肉ばっかり。
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本日のルート
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今回の動画です。


シーハイル!!!!

十勝岳春スキー

十勝岳春うらら


前日アメリカ出張から帰るといつの間にか北海道は春を省略して夏になっていました。どっかでは真夏日とか言っているし。
連休のうっぷんをはらし、春を感じるためには高い山にいくしかない!
2000m超えの山の上はまだ春だろう!

午後から一路白銀荘へ。途中でもちろん谷口精肉店で上富良野ポークのサガリをゲットしてから。白銀荘はがら空き。とりあえず、炭をおこしてディナー。

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大満足し、焼き肉臭くなった体を清めに温泉へ。
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夜は満月の夜空に前十勝のシルエットが浮かび上がってました。明日は絶対晴れる!

朝5時半にチェックアウトして6時に望岳台駐車場着。
まだガラガラだが、すでに出発している人たちあり。みんな早起き。
すばらしい天気。週末はれるとはいいことだ。



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パノラマ画像。すばらしい天気。頂上からの景色が楽しみ。

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しばらくはこんななだらかな斜面をのぼり、

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白銀荘への分岐点を過ぎ、のぼること一時間ちょっと、避難小屋。

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ここからがしばし急登。すでに息が上がっているNさん。重量オーバーです。

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グラウンド火口まで後少しだが休憩。なんとサングラス踏んづけて割れた!ちきしょー。

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火口のふちまであがるとここだけ雪が切れていましたが、Nさんにはこれがさらにジャブのように効いてくる。ここまでくると山頂が見えてきたのでウオーがんばるぞー。噴煙が流れてきて鼻水でるし。くさー。

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昭和火口のふちまでくると美瑛岳がきれいにみえるでないですか。
もう少し行くと山頂が近づき急登が始まります。
ジグザグでいけばいいのですが、気が短く直登するにはスキーアイゼンがないとだめそうで装着。

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そしてついに登頂。Nさんは40分遅れで登頂。


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山頂からの絶景。秀峰の迫力ある威容。春山のモザイク模様がかっこいい。
左手前が美瑛岳。左奥が旭岳。美瑛岳の右奥がトムラウシ。その右奥の山塊が石狩岳連峰。そのさらに右がニペソツ。

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南側は左から上ホロカメットク、三峰山、富良野岳、遠くに日高山脈

これはアップせずにはいられない、山頂の景色を動画で


山頂に長居しましたが、準備して滑走。登ってきた斜面は雪崩を作っている人がいたので、東側の斜面から滑ることにしました。

自分のGOPROでの動画。


下からとってもらった動画。


グラウンド火口を滑る。


追っかけ画像。


避難小屋の上の斜面を滑る。



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たっぷり焦げましたが、とてもいい一日でした。白銀荘で汗を流してかえりました。
本日のコース(青登り、赤下り)
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