美瑛岳バックカントリー
美瑛岳(トムラウシの代替案)スキーツアー 2015.5.17
メンバー:三浦・黒川
トムラウシに登りたくて企画したものの、天気予報は微妙。
寒気を伴った低気圧の通過で、稜線上は強風、視界不良、吹雪、の天気。
トムラウシは稜線歩きがながいし、前日の調査で雪は標高850くらいまで上がらないとないようす。トムラウシは断念して、先日のオプタテシケ山行の際に見えた美瑛岳東面の大斜面を目指すこととした。
まだ天気がよかった前日の美瑛岳
右のオプタテシケ沢川の斜面を滑るべく、計画。ちなみに↓はニペソツかな。
前週のオプタテのときの状況から言っても標高900くらいまで上がらないと雪がないと思われたので、オプタテシケ沢を渡る林道の最高点を目指したが下図の如く通行できず、反対側から試みたが、路肩崩壊で危険で通れず、致し方なく前日確認した林道を上がり、図の地点で車をデポした。(前日ここの突破を試みて車が埋まって発掘作業にややしばらくかかった)
そこに行くにも倒木をノコギリで切って道をあける作業を強いられた。
ここから林道歩きが1時間。林道最高点にも行ったがまるで雪がある気配なし。これは大藪漕ぎ大会か、と思っていたら、開いてはいたものの、流量の少ない沢のわきに雪が残っており、ラッキー。でも雨。テンションさがりまくり。
徐々に沢は埋まってきて、普通にシールで登れる斜面になってきた。
意外と順調に登ることができ、950mくらいからは沢の脇の尾根にも十分な雪が見られるようになり、970mの地点で正面にポコが現れたので、ここでなるべくオプタテシケ沢に近づくべく右へトラバースし始めた。遠景では中央は雪が途切れることが分かっていたので。
この辺りから雨は雪に変わった。斜面は新雪が5cm程度積もっており、その下は気温が低いため(-5度)斜面は硬く締まっていた。高標高ではアイゼンが必要そうな状況だった。1300mあたりからは風が強くなり、1350mのハイマツ帯の陰で休憩した。そこから上はガスもかかり始め視界がやや不良、風もさらに強くなった。1550mから急登となり、1650mまであがると斜度が再び緩くなるため山頂を越えてくる強い西風に晒された。雪はあられに変化し、15mくらいある風とあられで顔が痛くて風上を向けなくなったので、ここで敗退とした。
滑走は快適な締まった新雪斜面を400mほど落とし、その後は樹林帯をトラバースして沢に戻った。沢は意外にすばやく滑走して林道まで到達できた。再度シートラとして林道を歩いて車まで戻った。
帰りはオソウシ温泉でリラックス!アルカリ温泉で肌ツルツル。
本日のルート。
距離18km,累積標高(+) 1067m、消費カロリー2212kcal、行動時間6:50。
【コースタイム】車デポ地点スタート7:05➡林道を外れ沢よりシール登攀開始(870m)8:10➡沢から外れて尾根へ(970m)8:55➡1360m地点休憩 10:15➡1650m地点11:20➡滑走開始11:45➡林道帰還 12:53➡車デポ地点下山13:46 【天気】雨のち雪、霰、吹雪
メンバー:三浦・黒川
トムラウシに登りたくて企画したものの、天気予報は微妙。
寒気を伴った低気圧の通過で、稜線上は強風、視界不良、吹雪、の天気。
トムラウシは稜線歩きがながいし、前日の調査で雪は標高850くらいまで上がらないとないようす。トムラウシは断念して、先日のオプタテシケ山行の際に見えた美瑛岳東面の大斜面を目指すこととした。
まだ天気がよかった前日の美瑛岳
右のオプタテシケ沢川の斜面を滑るべく、計画。ちなみに↓はニペソツかな。
前週のオプタテのときの状況から言っても標高900くらいまで上がらないと雪がないと思われたので、オプタテシケ沢を渡る林道の最高点を目指したが下図の如く通行できず、反対側から試みたが、路肩崩壊で危険で通れず、致し方なく前日確認した林道を上がり、図の地点で車をデポした。(前日ここの突破を試みて車が埋まって発掘作業にややしばらくかかった)
そこに行くにも倒木をノコギリで切って道をあける作業を強いられた。
ここから林道歩きが1時間。林道最高点にも行ったがまるで雪がある気配なし。これは大藪漕ぎ大会か、と思っていたら、開いてはいたものの、流量の少ない沢のわきに雪が残っており、ラッキー。でも雨。テンションさがりまくり。
徐々に沢は埋まってきて、普通にシールで登れる斜面になってきた。
意外と順調に登ることができ、950mくらいからは沢の脇の尾根にも十分な雪が見られるようになり、970mの地点で正面にポコが現れたので、ここでなるべくオプタテシケ沢に近づくべく右へトラバースし始めた。遠景では中央は雪が途切れることが分かっていたので。
この辺りから雨は雪に変わった。斜面は新雪が5cm程度積もっており、その下は気温が低いため(-5度)斜面は硬く締まっていた。高標高ではアイゼンが必要そうな状況だった。1300mあたりからは風が強くなり、1350mのハイマツ帯の陰で休憩した。そこから上はガスもかかり始め視界がやや不良、風もさらに強くなった。1550mから急登となり、1650mまであがると斜度が再び緩くなるため山頂を越えてくる強い西風に晒された。雪はあられに変化し、15mくらいある風とあられで顔が痛くて風上を向けなくなったので、ここで敗退とした。
滑走は快適な締まった新雪斜面を400mほど落とし、その後は樹林帯をトラバースして沢に戻った。沢は意外にすばやく滑走して林道まで到達できた。再度シートラとして林道を歩いて車まで戻った。
帰りはオソウシ温泉でリラックス!アルカリ温泉で肌ツルツル。
本日のルート。
距離18km,累積標高(+) 1067m、消費カロリー2212kcal、行動時間6:50。
【コースタイム】車デポ地点スタート7:05➡林道を外れ沢よりシール登攀開始(870m)8:10➡沢から外れて尾根へ(970m)8:55➡1360m地点休憩 10:15➡1650m地点11:20➡滑走開始11:45➡林道帰還 12:53➡車デポ地点下山13:46 【天気】雨のち雪、霰、吹雪