白銀荘2日目、富良野岳

2日目は、朝からかなり雪が降ってて視界がわるく、どうしよう、といいつつだらだら。
いろいろ回りのベテラン宿泊者たちの話をきくと、雪は富良野だけのジャイアント尾根(通称G尾根)の方がいいらしい。
白銀荘宿泊のガイドツアーは、富良野岳は急なので、三段山にしておきましょう、との話も。
我々はとりあえず、富良野岳行ってみようということで閉鎖中のバーデン上富良野のところへ。
駐車場:満車!
仕方なく、少し下ったところの除雪車が寄せたところに車を停めて、富良野岳の登り口まで歩きました。
このスキーを立てかけている道路脇の雪山を乗り越えていきます。
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下には沢があり、なんとこれをわたらねばなりません。一応人が一人ぎりぎりわたれる程度の橋が架かっているのですが、なかなかスリリング。
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そのあとはこんな樹林帯をしばらく登って行きます。尾根を西側に回り込み、ベベルイ川の沢をわたり、G尾根に入りました。
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ふかふかの樹林帯を抜けると、吹きっさらしのハイマツが露出するシュカブラ斜面に。風が出ていて、なかなか八甲田山状態。
1450mあたりまで登って斜面東側の雪庇の隙間から東側の斜面の入り口にたちました。先行する2人組がためらいなく斜面に入っていって、転びながらすべっていきましたが、すごいdeep powder。しかし、この地形、いかにも雪崩れそう。三段山雪崩地図を見ると、自分たちのたっているところよりさらに上の方は過去に雪崩歴あり。先行する2人組が滑っていったおいしい斜面も雪崩歴あり。
そこでスコップテスト。
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この後いとも簡単に30cmくらいのところでずるっと崩壊しました。
ということで、ビギナー二人はこの斜面はやめることとして、訓練もかねて雪洞掘り。おじさん二人で雪遊びしました。
風もあってかなり寒かったのですが、
雪洞の中、暖かい!
お茶をわかしてtea time。(黄色いのはおしっこではないです、お茶こぼしたあとです)
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登ってきた斜面をくだり、樹林帯にはいると、それはそれは素晴らしいdeep powder。喜びのあまり二人叫びながら滑りました。
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下山後聞くと、子どもたちも白銀荘のすぐそばに雪洞を掘って遊んでいたとのこと。
でも浅い雪洞で体半分でて寒かったそうなので、もっと大きくしよう、とのことでスコップをもって本日2回目の雪洞掘りに。

裕に5人は入れるくらいの雪洞にしました。お湯わかして、ココア飲んで、ご苦労様。
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夜はお風呂としゃぶしゃぶで体力回復。
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本日のルート
20130112富良野岳G尾根平面
20130113富良野岳3D