Sea to Summit 2013 旭岳
モンベル主催で全国数カ所で行われるSTSに参加してきました。基本、海でカヤックをやってそこから自転車でヒルクライム、そして最後は徒歩で登山というイベントで、個人戦はタイムを競いますが、団体戦はタイムは計りますが競いません。北海道は海の代わりに忠別湖で6kmほどカヤックをやって、そこから旭岳ロープウェイ山麓駅まで自転車15km、ロープウェイで姿見駅まで行って、旭岳山頂まで2km, 標高差600mを登りました。
前日はまず東川町で説明会と環境シンポジウム。
これは明日の景品たち。
無線機がほしいなあー。冬に使えそう。
夜は旭岳温泉のところの野営場でキャンプしましたが、みんなキャンプするのかと思いきや、STS参加者は皆キャンプするものと思いきや、誰もおらず貸し切り状態。みんな温泉ホテルか。4人それぞれ小雨のなかテントを張りました。
夜は当然ジンギスカン!
気温一桁で寒いので熱燗(中身は日本酒です)。たき火は最高。
翌日は5時起きでテントを撤収して、忠別湖7時スタートでした。
まずカヤックからスタートです。
前夜キャンプファイヤーを囲んで2時まで飲んでしまい、カヌーを漕ぐ腕がだるくて息が切れてごぼう抜きされました・・・
バイクはぶっちぎりの速さ!他のメンバーは車から応援!
先に自転車ゴールにいってお迎えしました。
そして旭岳登山。
途中の沼がまだ溶けてなくてきれいな色をしていました。
展望台のあたりをすぎると、下界には雲海が広がり、そこから顔を出す十勝連峰の雄姿が印象的でした。
登山は楽しみながらのんびり。
シャクナゲの花がきれいでした。
左からトムラウシ、真ん中からオプタテシケ、美瑛富士、美瑛岳、三段山、富良野岳が見えてます。この間登った山々を今度は反対側からながめています。
トムラウシ拡大。
もう少しでピークです。
ついにゴール!!
真ん中は宍戸開。
旭岳山頂を一周しました。南は十勝連峰やトムラウシ、北と東は大雪連峰。絶景です。天気も最高でした。
山頂でコーヒーを入れて一服し、表彰式に間に合うように下山を開始。
最後の雪渓では滑り納め!?
ロープウェイからの景色
表彰式ではくじで景品が当たります。4人グループの我々は、気圧高度計が1個、自転車のスピードメーターが1個、STSのロゴが入ったアクリルの写真たてが1個。あれ、3個しかない。じゃんけんでビリケツは自分でした・・・・
温泉入浴券をもらったので汗を流してから帰路につきました。
今回のルート
十勝岳山開き・上富良野岳登山
今回山開きのイベントがあるので前日から白銀荘入り。仕事終わって夕方からだったので20:30着でぎりぎりでした。
道中夕焼けがきれいでした。
朝は5:30起きで、7時過ぎに十勝岳温泉へ。
神主さんもきて、ちゃんと祈願祭をやってました。駐車場も満杯です。
下界は雲海。山開きの日にこんな景色は久々だそうです。
安政太鼓の音に見送られながら出発しました。
まだまだ雪渓が残っています。雪が入ると文句がでたのでスパッツは子どもに貸しました。
安政火口の手前で一旦休憩。
一旦沢にヌッカクシ富良野川の沢に降りて、そのあとD尾根へ上り詰めます。
尾根にのると、富良野岳の全貌が見えます。照り返しで暑い暑い。雪面から霧がのぼって面白い景色です。
化物岩を背に、結構な急登です。化物岩をバックに化物スタイル。
狭い稜線にでると左側は崖です。崖の向こうは三段山の南斜面。
東方向には、十勝岳、八つ手岩、上ホロカメットク山が望めます。荒々しい地球の創世期みたい。
西側は冬にはとっても滑り頃の斜面が。でもこの辺り、1700越えてるし冬は風あたるだろうからガリガリかな。南は三峰山です。
山頂まであともう少し。八つ手岩もよく見えてきました。
最後の雪渓です。
後ひと頑張り!!
2時間40分でついに山頂!!標高差600mよくのぼった!
山頂から。上ホロカメットク(手前)と十勝岳(奥)、遠くに右にニペソツ
疲れてくつろぎモードですが、ガスって来ました。黙々と下山しましたが、途中雪渓でのしりすべりはなかなか楽しかったな。
5年前にもここで写真とったなー。凌雲閣裏。
5年前の写真
凌雲閣で豊味豚カレーをいただきました。
帰りに通りかかった富良野のお祭り。
美々川カヌー2012 2回目源流へ
夕方からライブがあるので、6時までに札幌に戻らねばならず、時間制限も考慮する必要がありました。
再び美々橋にやってくると、いきなり道路からの入り口にロープが張ってあるではないですか。すぐ近くに不法投棄を監視していますといった内容のことが書いてあるので、どうやらこの場所は不法投棄の対象になっているようです。
仕方ないのでロープをいったんほどき、車を入れて再びロープを張りました。
カヌーを組み立てて準備をしていると声をかけてくる人がいます。一瞬おこられるのかと思いびくっとしましたが、何とカヌーをしにきた方で、どうやって入ったんですか?と。ロープをほどきました、とお伝えしたところ、その方も入ってきてカヌーを組み立て始めました。
その方は美々川をウトナイ湖近くまで初めて下ろうときたようで、今の季節でないと美々橋スタートが切れないが、途中引き返すはめになったらどうしようと不安そうでした。2週間前は突破できたことをお伝えしたところ安心されたようでした。ウトナイ湖近くまで行き、植苗まで折り畳んだカヌーを持って歩き、JRに美々駅まできて車に詰め込む予定とのこと。子供が中学生になって部活で忙しくなったからやっと自分の行きたい川に行ける、とのこと。
確かにそういう方法もあるなと思いましたが、自分ならカヌーを置き去りにしてJRで車取りにきて、カヌーを回収にいくかな、と思いました。その間に盗む人はいないでしょう。
ここで、そっか、自転車を積んでくればカヌーをスタート地点におき、車をゴールにおいて自転車でスタートに戻ってきて、自転車はその辺にロックで括り付けておいて、カヌーで下り、畳んで車に積み、最後自転車を回収する、という方法があるではないですか。そうすれば一人でもこれますね。
さて、その人ともし同じことするなら、と思いネットで時刻表をみると、植苗発は一時間おき。逆算する16時7分くらい発車のに乗らないと18時までに札幌にかえれない。やっぱりやめて、予定通り、源流を目指して上流へ向かうこととしました。
途中こんな生い茂っているところもあり、パドルを2本に分けて両手でえいやと押さないと進まないところもあり。結構水中に倒木があり、なんども底を擦りながら通過しました。
二股があり、どっちが源流からわからず、とりあえず地図上、千歳湖に通じることになっている左股を進みました。
こっちは流れが弱いですが、水草と倒木が激しく、途中からいよいよカヌーを降りて押さないと進まなくなりました。
美々公園に入るちょっと前でこんな状態になりました。
ずぶずぶ埋まりながら前方を確認しに行くと、もう鬱蒼と生い茂っておりとても進める状況ではなくなっていましたので、ここであきらめることとして、恒例の一服でコーヒーを飲むこととしました。
しかし、なんとコップを忘れた・・・。しかたない、ペットボトルにコーヒーをドリップしました。
さて、来た道を戻り
桜が咲いていたり、黄色い花がさいてたり、とんび?が飛んでたり。
次は右股にいきました。こちらは左股より水量は明らかに多く、途中川幅が狭いところは結構流れがありました。しかし後半は川幅がとても広くなり、むしろ浅くて底をすりそうになります。
いよいよあとちょっとで源流です。わき水がわいているところが見れるかなあと期待して進んできました。
しかし、
倒木でここからはカヌーが進めず。持ち上げれば行けますが一人だと荷物のせてるので無理。
浅いので歩き始めました。
たぶん、あと100mくらいで源流、とおもいますが、川の中歩くのが結構大変。また、時間が16時になったのでもう引き返さないと間に合いません。
今回はわき水そのものはあきらめました。
帰路、白鳥にしばらく通せんぼされました。通過すると、手みやげもなしかよ、フン、という感じでブフーと鼻をならせていました。
ゴールには45分でつきました。素早く撤収し、5:20にはあとにして札幌へ向かいました。
天気もよく、すばらしい旅でした。
支笏湖カヌーキャンプ2012-5
当直あけで行くので、前もって荷物はすべて車に積んで準備したつもりでしたが、結局仕事終わって、食料だの炭だの買っていたら支笏湖到着は午後4時近くなってしまいました。折からの強風、予報でも4-9mの風。だれもいないかとも思いましたが、うち同様物好きな人たちがいるもんで、数組キャンプしてました。
さて、まずリビングを建て、荷物を詰め込みましたが、すごい強風で建てるのも一苦労。結局車を湖畔にいれて車を風よけにしました。その後テントも建てましたが鯉のぼり状態で大変。いくらこどもの日過ぎたばかりといっても。
とても出航などできる状態ではありませんが、翌朝すぐにでれるようにカヌーを組み立てました。
そうこうしているうちに夕暮れ。
NDフィルタをかけると幻想的な写真になりました。先日購入したEye-fiをこの日初めて使いましたが、すぐにiPadで一眼の写真を確認できていいですね。
右、車を風よけに。
夕暮れ
カヌーと夕暮れ
突風でばたばたいうし、気温は6℃くらい。リビング内で炭火、ヒータ焚いてますが、すきま風がすごい勢いなので全然問題ありません。
夜は眠れなかった人もいたようです。
ほかのキャンパー、朝になったら2組くらいいなくなってました。夜中にギブアップしたんだ・・
朝起きると素晴らしい天気。しかも無風。ちょうど裏のやまから日がのぼりました。
ND400をつけたら水晶玉みたいになりました。
早速出航。
一漕ぎ終わったら朝食準備。
こどももつれて出航。
昼前には友人たちも到着。
水の中もきれい(水中フォト)
とにかく素晴らしい景色、気持ちいい。(実は寒いが)
やっとまあまあの半水面写真
上陸してコーヒーを。
大人も木登り
かなり温泉街の近くまで遠征しました。
キャンプも終わり、帰り際。やっぱり支笏湖はいいねえ。
帰りは小金湯温泉に入りました。
美々川カヌー2012シーズン初
今シーズン初めてのカヌーに出かけました。1月2日の雪中カヌー以来ですが、今回も美々川へ。雨も降ったあとで、せっかく増水しているし、まだ水草も生い茂っていない時期なので、夏は無理と思われた松美々橋より更に上流に挑戦することにしました。 今回は3組。スタート地点は美々駅の奥に入った美々橋。カヌーを置いて、留守番を残していつものようにウトナイ湖近くのゴール地点に車2台を置きに行ってまた戻ってきました。 さっそくカヌーを組み立てましたが、最後にテンションをかけるところで、ぐいっとやると、バキッ! なんとテンションをかけるポールが折れてしまいましたーーーーーありえない。 しかし、手で骨組みを押し込んでなんとかリカバリー可能だったので、スタートをきれることになりました。 天気を心配してましたが、とりあえずスタートは晴れ!
とてもいい雰囲気の景色が広がります。途中、前情報で知っていたゴミ処理場の汚水の排出口があり、周囲赤茶けた色になっていましたが、その後の景色もそれをわすれさせるくらい。この区間はgoogle mapで川が途切れており、実際途切れているのではと心配していました。最悪通過不可だったらポーテージするか、引き返すか、と思ってました。しかし、写真のごとく、意外に川幅は広くて問題なく進めました。まだこの季節だから水草が少ないんですね。 とおもっていたら、ついにスタック。水草が大量に浮いており、先頭を切った友人のカヌーはとくに形がシャープなので底をすって進まなくなりました。友人は舟から下りるとなんと川面に立つではありませんか。忍者か??しかし「やばい、やばい」と言いながらまもなくずぶずぶと膝まで沈んでいくではありませんか。しかしそうこうするうちになんとか通過。私のカヌーは腰を前後に一生懸命振ると「ずりずり」となんとか通過しました。川下り初の最後尾の友人にはロープを投げて引っ張って通過。やれやれです。
さて出発すると時折雨がぱらつくようになってきましたが、霧雨みたいなものなので、濡れるほどではありません。
腹ごしらえして子供たちも少し復活。一時風もなく水面は鏡のようでした。
途中国道の車の音や、飛行機の着陸の音がうるさいですが、ショートカットの木のトンネル区間に来るととてもいい雰囲気。今度は木の葉が生い茂る時期にここを通りたいものです。釣り人も見かけました。
今回はなるべくウトナイ湖の近くまで行ってみようとおもい、ゴール地点へ向かう折り返しを通りすぎてもう少し先まで行ってみました。湖近くの駐車スペースのところまでいければと思いましたが、中間地点に漁網のような柵がありました。
通れないことないのですが、流れも速く、帰りがしんどそうなのでここで引き返すことにしました。
それでもゴール地点までは結構しんどかったです。
片付けて、最後にコーヒーでも飲みましょう、とお湯を沸かしていたらザーっと雨が降ってきて慌てて撤収。
スタート地点に戻って荷物を各自の車に積み替えて、帰路に。
帰りは千歳空港温泉に入って、豚丼を食べて帰りました。
洞爺湖カヌー:曙公園
用事で不参加予定だったママですが、息子の強い要望により駆けつけることに・・・JRで来ることになったので、洞爺駅に迎えに行くことになりました。21時半過ぎ到着予定に合わせて出発し、途中温泉街から有珠山の北側の道を登っていくとちょうど洞爺湖畔の花火大会が始まりました。ラッキーなことに坂の途中でしばらく車の中から花火を観戦できました。