うろまさブログ

水中写真好きの医療関係者がつくったページです。

美々川カヌー2012 2回目源流へ

再び美々川へきました。今日は事情により一人。そこで、未踏の地をトライする予定できました。
夕方からライブがあるので、6時までに札幌に戻らねばならず、時間制限も考慮する必要がありました。
再び美々橋にやってくると、いきなり道路からの入り口にロープが張ってあるではないですか。すぐ近くに不法投棄を監視していますといった内容のことが書いてあるので、どうやらこの場所は不法投棄の対象になっているようです。
仕方ないのでロープをいったんほどき、車を入れて再びロープを張りました。
カヌーを組み立てて準備をしていると声をかけてくる人がいます。一瞬おこられるのかと思いびくっとしましたが、何とカヌーをしにきた方で、どうやって入ったんですか?と。ロープをほどきました、とお伝えしたところ、その方も入ってきてカヌーを組み立て始めました。
その方は美々川をウトナイ湖近くまで初めて下ろうときたようで、今の季節でないと美々橋スタートが切れないが、途中引き返すはめになったらどうしようと不安そうでした。2週間前は突破できたことをお伝えしたところ安心されたようでした。ウトナイ湖近くまで行き、植苗まで折り畳んだカヌーを持って歩き、JRに美々駅まできて車に詰め込む予定とのこと。子供が中学生になって部活で忙しくなったからやっと自分の行きたい川に行ける、とのこと。
確かにそういう方法もあるなと思いましたが、自分ならカヌーを置き去りにしてJRで車取りにきて、カヌーを回収にいくかな、と思いました。その間に盗む人はいないでしょう。
ここで、そっか、
自転車を積んでくればカヌーをスタート地点におき、車をゴールにおいて自転車でスタートに戻ってきて、自転車はその辺にロックで括り付けておいて、カヌーで下り、畳んで車に積み、最後自転車を回収する、という方法があるではないですか。そうすれば一人でもこれますね。
IMG_2571IMG_2572
さて、その人ともし同じことするなら、と思いネットで時刻表をみると、植苗発は一時間おき。逆算する16時7分くらい発車のに乗らないと18時までに札幌にかえれない。やっぱりやめて、予定通り、源流を目指して上流へ向かうこととしました。
IMG_2574IMG_2576
途中こんな生い茂っているところもあり、パドルを2本に分けて両手でえいやと押さないと進まないところもあり。結構水中に倒木があり、なんども底を擦りながら通過しました。
二股があり、どっちが源流からわからず、とりあえず地図上、千歳湖に通じることになっている左股を進みました。
こっちは流れが弱いですが、水草と倒木が激しく、途中からいよいよカヌーを降りて押さないと進まなくなりました。
IMG_2580IMG_2582
美々公園に入るちょっと前でこんな状態になりました。
ずぶずぶ埋まりながら前方を確認しに行くと、もう鬱蒼と生い茂っておりとても進める状況ではなくなっていましたので、ここであきらめることとして、恒例の一服でコーヒーを飲むこととしました。
しかし、なんとコップを忘れた・・・。しかたない、ペットボトルにコーヒーをドリップしました。
IMG_2590
さて、来た道を戻り
IMG_0163IMG_0166
IMG_0167
桜が咲いていたり、黄色い花がさいてたり、とんび?が飛んでたり。
次は右股にいきました。こちらは左股より水量は明らかに多く、途中川幅が狭いところは結構流れがありました。しかし後半は川幅がとても広くなり、むしろ浅くて底をすりそうになります。
IMG_2597
いよいよあとちょっとで源流です。わき水がわいているところが見れるかなあと期待して進んできました。
しかし、
IMG_2595
倒木でここからはカヌーが進めず。持ち上げれば行けますが一人だと荷物のせてるので無理。
浅いので歩き始めました。
IMG_2594
たぶん、あと100mくらいで源流、とおもいますが、川の中歩くのが結構大変。また、時間が16時になったのでもう引き返さないと間に合いません。
今回はわき水そのものはあきらめました。
IMG_0172
帰路、白鳥にしばらく通せんぼされました。通過すると、手みやげもなしかよ、フン、という感じでブフーと鼻をならせていました。
IMG_2606
ゴールには45分でつきました。素早く撤収し、5:20にはあとにして札幌へ向かいました。
天気もよく、すばらしい旅でした。
Comments

支笏湖カヌーキャンプ2012-5

早速支笏湖にキャンプに行きました。
当直あけで行くので、前もって荷物はすべて車に積んで準備したつもりでしたが、結局仕事終わって、食料だの炭だの買っていたら支笏湖到着は午後4時近くなってしまいました。折からの強風、予報でも4-9mの風。だれもいないかとも思いましたが、うち同様物好きな人たちがいるもんで、数組キャンプしてました。
さて、まずリビングを建て、荷物を詰め込みましたが、すごい強風で建てるのも一苦労。結局車を湖畔にいれて車を風よけにしました。その後テントも建てましたが鯉のぼり状態で大変。いくらこどもの日過ぎたばかりといっても。
とても出航などできる状態ではありませんが、翌朝すぐにでれるようにカヌーを組み立てました。
そうこうしているうちに夕暮れ。
NDフィルタをかけると幻想的な写真になりました。先日購入したEye-fiをこの日初めて使いましたが、すぐにiPadで一眼の写真を確認できていいですね。
IMG_0086IMG_2506
右、車を風よけに。

IMG_0094夕暮れIMG_0096
IMG_0105カヌーと夕暮れ

IMG_2510
突風でばたばたいうし、気温は6℃くらい。リビング内で炭火、ヒータ焚いてますが、すきま風がすごい勢いなので全然問題ありません。
夜は眠れなかった人もいたようです。
ほかのキャンパー、朝になったら2組くらいいなくなってました。夜中にギブアップしたんだ・・
IMG_0107
朝起きると素晴らしい天気。しかも無風。ちょうど裏のやまから日がのぼりました。IMG_0110
Pasted Graphic
ND400をつけたら水晶玉みたいになりました。
IMG_2512P5130011P5130021
早速出航。
IMG_0137
一漕ぎ終わったら朝食準備。IMG_0141

こどももつれて出航。
昼前には友人たちも到着。
IMG_0143P5130041P5130042
水の中もきれい(水中フォト)
P5130046P5130062

P5130071P5130072IMG_2532
とにかく素晴らしい景色、気持ちいい。(実は寒いが)
P5130074
やっとまあまあの半水面写真
IMG_2543上陸してコーヒーを。
Pasted Graphic 1大人も木登り
P5130108
P5130130
かなり温泉街の近くまで遠征しました。
IMG_2558
キャンプも終わり、帰り際。やっぱり支笏湖はいいねえ。
帰りは小金湯温泉に入りました。
Comments

美々川カヌー2012シーズン初

IMG_0134IMG_0138IMG_0136

 今シーズン初めてのカヌーに出かけました。1月2日の雪中カヌー以来ですが、今回も美々川へ。雨も降ったあとで、せっかく増水しているし、まだ水草も生い茂っていない時期なので、夏は無理と思われた松美々橋より更に上流に挑戦することにしました。 今回は3組。スタート地点は美々駅の奥に入った美々橋。カヌーを置いて、留守番を残していつものようにウトナイ湖近くのゴール地点に車2台を置きに行ってまた戻ってきました。 さっそくカヌーを組み立てましたが、最後にテンションをかけるところで、ぐいっとやると、バキッ! なんとテンションをかけるポールが折れてしまいましたーーーーーありえない。 しかし、手で骨組みを押し込んでなんとかリカバリー可能だったので、スタートをきれることになりました。 天気を心配してましたが、とりあえずスタートは晴れ!


 
IMG_0145IMG_0149写真1
スタック

 とてもいい雰囲気の景色が広がります。途中、前情報で知っていたゴミ処理場の汚水の排出口があり、周囲赤茶けた色になっていましたが、その後の景色もそれをわすれさせるくらい。この区間はgoogle mapで川が途切れており、実際途切れているのではと心配していました。最悪通過不可だったらポーテージするか、引き返すか、と思ってました。しかし、写真のごとく、意外に川幅は広くて問題なく進めました。まだこの季節だから水草が少ないんですね。 とおもっていたら、ついにスタック。水草が大量に浮いており、先頭を切った友人のカヌーはとくに形がシャープなので底をすって進まなくなりました。友人は舟から下りるとなんと川面に立つではありませんか。忍者か??しかし「やばい、やばい」と言いながらまもなくずぶずぶと膝まで沈んでいくではありませんか。しかしそうこうするうちになんとか通過。私のカヌーは腰を前後に一生懸命振ると「ずりずり」となんとか通過しました。川下り初の最後尾の友人にはロープを投げて引っ張って通過。やれやれです。

IMG_0156
途中で住み着いている白鳥がしばらくとおせんぼ。
IMG_0159
 約1時間かかって、鉄橋を通過して、昨年スタートをした松美々橋に到着しました。 この先は、昨年秋は水草が生い茂ってカヌー1艇がやっと通れるほどの川幅でしたが、今回はかなり幅広でした。むしろ細かく操船することがなくて、やや退屈なくらい。 さらに1時間ほどでいつもの昼食スペースに到着。この頃からやや雲行きがあやしくなってきました。気温も下がってきてやや寒い。お湯を沸かしてカップラーメンを食べました。その後コーヒーとココアで体を温めていざ再出発。

lunch1


lunch3lunch4  
 さて出発すると時折雨がぱらつくようになってきましたが、霧雨みたいなものなので、濡れるほどではありません。

腹ごしらえして子供たちも少し復活。一時風もなく水面は鏡のようでした。
IMG_0170IMG_0174
途中国道の車の音や、飛行機の着陸の音がうるさいですが、ショートカットの木のトンネル区間に来るととてもいい雰囲気。今度は木の葉が生い茂る時期にここを通りたいものです。釣り人も見かけました。
IMG_0182branch
 今回はなるべくウトナイ湖の近くまで行ってみようとおもい、ゴール地点へ向かう折り返しを通りすぎてもう少し先まで行ってみました。湖近くの駐車スペースのところまでいければと思いましたが、中間地点に漁網のような柵がありました。
IMG_0184
通れないことないのですが、流れも速く、帰りがしんどそうなのでここで引き返すことにしました。
 それでもゴール地点までは結構しんどかったです。
finish
 片付けて、最後にコーヒーでも飲みましょう、とお湯を沸かしていたらザーっと雨が降ってきて慌てて撤収。
 スタート地点に戻って荷物を各自の車に積み替えて、帰路に。
 帰りは千歳空港温泉に入って、豚丼を食べて帰りました。
Comments